夢ハ虫ノ知ラセデ

2/3
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
正夢。と、言われるものがあります。 私もたびたび夢に見たりしたのですが。 えぇ、今はパッタリとありません。 それと紙一重に近いのが悪夢でして、これについて今回は少しばかり書かせていただきます。 私が専門学校を卒業したばかりの話です。 私の住んでる場所は、就職先なんてほとんどない場所でして、専門学校にいた同級生の大半の就職先が学んだ事とは違う道へ行きました。 専門学校で学んだ事をいかせる仕事が全くないからでした。 就職先がない場所を出る為のお金を親から借りるわけにもいかず、仕方なく私はバイトでしばらくお金を稼ぐことにして、あるバイトに募集し、受かってからすぐでした。 悪夢を見るようになったのです。 毎晩、毎晩悪夢を見ては飛び起きる。 そんな毎日でした。 そんな中のバイトでは、店長とオーナー夫妻が自分たちが信仰する宗教にバイトの人達を引きずりこんだり、ミスの度に給領天引というのを目の当たりにしたりで次々と仲良くなった新しい方々が辞めていかれ、私自身も秋にそのバイト先を辞めました。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!