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あ、そうだよ。
ベスは?ベスも一緒に…落ちた記憶はないけど。
ベスだっているかもしれない!
私は、勇気を出して賑やかな場所へと歩み出した。
「…!?」
賑やかな場所へ出ると、私は思わず柱へと隠れる。
それには、理由があった。
両手両足を縛られた人間が吊るし上げられていたからだ。
その人間は、生きていないかのようにピクリとも動かない。もしかして、死んでる…の?
あまりの恐怖に身体がガクガクと震えだす。
あろうことか、騒いでる人たちは、人間に見えて人間ではない。人間にはないはずの耳と尻尾があった。
「!!?」
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