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やっと目を覚ました街が、色々な音を響かせる。 カーテンから少し顔を覗かせみる。 背中のほうでは、部屋の中はやっと起きた同居人が、コーヒーを入れている。 ほろ苦い香りが満たされている。 コーヒーは苦いから嫌いだ。 「ラン。毎回言ってるけど、もう少し朝はゆっくりさせてほしいな」 あと、起こす時は優しく。。。 ゴニョゴニョと?ブツブツと?いう同居人(男)に冷ややかに目を向ける。 そんな話はいい。 そろそろお腹空いた。 催促すると、男は渋々台所から白い器を運んできた。 そうそう。男は女を優しく気遣うべきだ(笑)
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