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それが夏目漱石の「月がきれいですね」に関するエピソードだった。
最初町田君からその話を聞いたとき、私は洋画を観た時いつも感じていた完全消化できていないモヤっと感がようやく納得できた気がした。
やはりそうだったか。
洋画というのは訳す人に全てがかかっている。
作者が作品で伝えたいことの本質をきちんと見定められている翻訳者でないと、作品が外国に旅だった時には全く別作品になってしまうということも充分あり得るということだ。
洋画を観ると大まかなストーリーは理解できるものの、大抵腹八分目くらいの満足感なのだ。
私はどうせなら腹十分目まで堪能したいのに。
だったら英語勉強しろよということになり、私はそれをしないのだから仕方ないのだと割りきるしかない。
結論としては今も同じである。
欲張るな。
腹八分目で満足することにしようと。
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