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「ふふ。瑠璃、不思議なようだな……。だが答えは簡単だ!お父さんが、どえむだからだー!」
そう叫んだ親父に俺は直後にかかと落としを食らわせた。
なぜかイラッとしてしまって。
だが、どえむだから平気だろって、心を落ち着かせようとしたら親父が火に油を注ぐ。
「痛い目に合わせてくれるなら、女体化したときに頼む!」
俺の人生、残念な人ランキング一位が良くんから親父に変わった瞬間だった。
そんなことがあったとは知らない悪友の徹と大は二月に入った瞬間から、俺にやたら優しくなった。
お昼には温かいお茶をくれるし、宿題は代わりにやってくれるし、放課後の買い食いも全額持ってくれる。
一応、俺のプロデューサーみたいな役をやっているから去年に比べて、お金は持っている。
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