苦いチョコ は 君のキスは甘くなる

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高校2年のバレンタインデー 俺は好きな女の子からチョコレートを貰った。 君「じゃあ甘いチョコケーキ、作ってね?」 そう言って君はたくさんの板チョコを俺に渡してきた。 俺「えっ、、?」 俺「はぁー。はいはい、で?ガトーショコラでいい?」 そういえば君はそういう子だった。 キミ「うん!ガトーショコラ♪やったー♪」 俺≫いつか、ちゃんと君から貰いたいな。 そう心の中で思いながら。 君と一緒に学校を帰った。 バレンタイン翌日 学校の放課後。 俺「ほら、作ってきたぞ」 そう言って隣のクラスにガトーショコラを持っていった。 君「わーい!ありがとう♪」 そう言って君は黒板前で他の女の子達とフォークで食べ始めた。 周りの女の子達はみんな 俺はいい嫁になれる。なんて言ってくる。 俺「じゃあ俺は先帰るから。」 そう言って帰ろうとすると君がフォークにケーキ乗せて来た。 君「はい、あーん」 そう言ってケーキを俺の口の前に出してきた。 そしてケーキを食べさせた君は笑顔で笑っている。 君「はい、私からのバレンタインチョコ♪」 俺「…///それ俺が作ったんだし。」 君の笑顔はずるい。 チョコなんかより よっぽど甘い。
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