苦いチョコ は 君のキスは甘くなる

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君「やったー!」 付き合えた事がよほど嬉しいのだろう。 喜びながら泣いて他の女の子と抱き合っていた。 俺はそれを見ながら教室を出ていった。 その夜、俺は君にメールをした。 俺》良かったな、(彼氏)と付き合うんだって? 君》そうなんだよ。誰から聞いたの? 俺》内緒。じゃあ、付き合い始めたってことは、あんまりメール出来なくなるね。 その夜メールは返って来なかった。 次の日から君と話す事少なくなり。 メールも返って来なくなった。 担任「(俺)はまた遅刻か!まったく最近どうしたんだ?また前みたいに戻ってるぞ。」 俺はそう生徒指導室に呼び出されていた。 俺「はい、頑張ります。」 そう虚ろな言葉で返した。 担任が前と言っているのは多分高校1年の頃の事だろう。 高校1年生の頃は、ほぼ毎日遅刻、無断早退のやりたい放題だった。 だけど高校二年の夏、 君に出会ってメールをする様になって 気づいかないうちに朝起きたらメールをする、 それが日課になってきた。 そして、今はもうメールを送っても返って来ない。 呼び出しがあってから 少し経った合同体育の授業中 いつもの体育倉庫で寝ていると、君と彼氏が入ってきて二人並んで座った。 俺は目を覚まし (彼氏)と目が合うとを(彼氏)は君を抱きしめた。 俺「チッ!」 俺が舌打ちをすると君は俺に気づき 彼氏に離れてと言った。 なぜだかイライラして、俺はそのまま立ち上がり 二人の前を通り、体育倉庫の扉を思いっきり開け出て行き。 学校を早退した。
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