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次の日の朝
ケータイには一通のメールが入っていた。
君》ちゃん遅刻しないで学校来なよ。
そのメールを見た俺の心の中は喜びとイライラが入り交じり。
そして
返信はしなかった、、、
その日の放課後、
(彼氏)と仲が良い友達に教室で釘をさされた。
彼氏の友達「お前、(君)と仲良過ぎじゃね?メールとかしない方が良いよ、(彼氏)マジで怒ってるから。」
内容は君にこれ以上関わるなと。
俺「はぁ?しらねー、友達に言わしてないで自分で言いに来い!って言っとけ。」
俺はそう言ってその教室を出た。
何だか最近の俺はなぜかイライラしている。
その日の放課後久しぶりに、いつものメンバーで話をした。
でも、そこに君の姿はなかった。
彼氏と帰ると言う事で先に帰ったらしい。
そして、
いつものメンバー話す話題も自然と君の話題になった。
女「そういえば、(君)(あいつ)と付き合い始めたんだって?」
俺「ああ、そうだよ。」
女「そうなん!?なんで?」
俺≫何を言ってんだ?
そう思いながら(女)に聞き返した。
俺「なんで?ってなんで?」
女「だって、(君)は(俺)の事好きだと思ってし、(俺)も(君)の事好きでしょ?」
俺「?、、、、/////」
そして俺は何も答えられずにそのまま教室を飛び出した。
後で親友に聞いたら
それを聞いた俺は今までにないくらい顔を赤くし。
取り乱し、動揺し過ぎて言葉にならない言葉を並べて教室を飛び出して行ったらしい。
気づいたら学校の体育館裏に座っていた。
少しすると、一通のメールが来た。
親友》大丈夫か?今どこいた?
俺は素直に体育館裏と返信した。
五分位すると親友が一人で歩いてきた。
親友「大丈夫か?」
俺「ははハッ、ダメかもしれない。」
そう言った俺は笑いながら泣いていた。
そして俺は気づいた。
俺は君の事を愛していたんだ。
君を大切にするあまり、
君を傷つけない様に触らない様にして、、
その想いに気付かないフリをしていたんだ。
少し落ち着き、気付くと周りは暗くなっていた。
そして隣には親友が何も言わず座った。
俺はひとしきり涙を流した後、親友に向かい直し頭を下げ親友の肩を右手を握りグーで叩いた。
俺「悪い。かっこ悪いところ見せた。」
親友「あぁ、いいよ。」
俺「俺、(君)の事好きだわ。」
親友「気付くの遅せーよ。」
そう言うと君は俺の肩を右手でグーで叩いてきた。
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