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「まいったな、神長くんに読まれてる。でも僕は本当に、ここに来るのが楽しみなだけなんだよ。今日だって、遊ぶだけでもいいって思ってたんだって」
「半分くらい?」優月は振り向いて坂巻の目を覗きこんだ。答えずに、
「……よし、いける」坂巻がキーボードを叩き始める。優月と神長が声を上げて笑った。
さて、と頭を切り替えてアプリ開発用の案件をマシンガンのごとく書き出し始めると、二人もそれぞれラップトップを開いた。
東京から背負ってきた疲れは、いつの間にかすとんと抜け落ちている。週末の夜は癖になりそうなほど心地良い。
Thank you for reading, see you next story☆
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