14人が本棚に入れています
本棚に追加
自分の足元に巨大な手を出し上空へ昇っていく。
咲「からのっ!」
地面に火の紋様を浮かべそこから火柱を全方向に打ち上げていく。
それらは付近にいた魔物どもを木っ端みじんにしていく。
だがまだ空中の魔物の攻撃がある。しかしそれらの魔物も空を上手く飛べずに次々と地面に落ちていき下にいた魔物と同様に火柱に当たり燃えていく。
実は飛ばした火柱の中に小さな尖った石を仕掛けておいた。空中にいた魔物はバランスを崩し下に落ちていく。魔物共の叫び声が響き、やがてその声は聞こえなくなっていく。
…どうやら魔物どもは全滅したらしい。
咲「はあ。おっそろしいな」
バキッ。
あ、やべ。
ロックハンドの持続時間が切れてしまったようだ。
咲「ちょっ、うわああああああっ!?」
ズドン!!、と地面にあいさつをするハメに。
咲「くっそ、いてぇ…」
とにかく痛みがなくなるまでこのままじっとしていよう…。
ある程度痛みがなくなり、今の状況整理が何とかできそうだ。
最初のコメントを投稿しよう!