プロローグ

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ガース:「元帥!!先程悪魔が現れた座標に行った隊員からの連絡ですが、悪魔が消えた跡のみがあったそうです」 テル:「何者かが先回りして仕留めたと言う事ですか?」 ガース:「そのようです・・・私はクロノではないかと思うのですが・・・」 テル:「まだ分かりませんよ、ただ・・・調査はするよう依頼しておきなさい」 ガース:「御意」 テルは二年前と少し変わり、上司と言う意識は芽生えたようだ。 テル:「カノン大将、今日の報告を・・・」 カノン:「はい、本日は占拠されていた地域を取り返す事に成功し、悪魔達の居場所も次々と消えています。 それと新たに入団した者が二名、そのうち一名は魔法を少しコントロールできるようです。今月に入ってそんな事ができる者が入団したのは今回のを含め四人目です。」 テル:「偶然で片付けるには不自然ですね。さがっていいですよ」 カノン:「はい」 テル:「何が起きてるのよ・・・」 誰もいなくなった部屋で叫ぶ。
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