第7章 7-3 決着

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スポットライトに顔が照らされる。 狂気に満ちた表情を浮かべ、こちらにゆっくりと近づいてくる。 私は後ずさりをしながら、彼に向かって叫んだ。 「瞬くんは、どこですか!」 「君は、本当に平和ぼけしてるんだね。 自分が置かれている状況もわからないなんて…」 「自分の置かれている状況くらい、わかってます! ただ、覚悟はできているというだけです。」 「頼もしいね~。 …その余裕はいつまで続くかな?」 そう言って近づいてくる足を早めた。 私も距離を取りながら、こう言った。 「あなたはただ、みんなを傷つけたかっただけじゃなかった! どれも、テーマを持たせて犯行に及んでいた!」 「ほう、面白い。 聞こうじゃないか。」 そう言って歩みを止める。 私は彼を睨むと、頭の中にあるパズルのピースを一つ一つはめ、語り始めた。
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