創作物感想文

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2017/02/17 小説「少年と老婆」を読みました。 そのまま映像作品の台本に出来そうな位繊細な描写と、無理無くパッと目に浮かぶ絵本風の比喩表現で描かれる、人間の明暗がこれでもかと詰め込まれた作品。ストーリー上とても重要な場面である、キスシーンの描写の濃密さは特に必見。 3人の男女を主とする個性的で多彩な登場人物と入り乱れる時代が世界を広げ、それぞれが伏線として余すとこ無く機能し、ラストの展開に収束していく様は爽快ですらあります。 愛と感動を求めている人には特にお勧めします。
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