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1年が過ぎ、龍信は各部門の頭を決め合議制で物事を決める事とした。
最初こそ皆戸惑っていたが、意見を出し合うようになってきた。
街並みの約半分が完成し、古参の住人から優先に移住させた。
元桑名の住処は、床を高くし居住スペースを二階にし一階部分を作業場として使用することで水害の被害を最小限におさえる工夫として考えた。
気付けば、500人程の民が集まって来ていた。
その中から150名を忠高とともに訓練し、精鋭とした。
天文20年（1551年）を迎えてひと月経ったある日、事が起きるのであった
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