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執務室で椅子に腰をかけていると、婆さんが入ってきた。
「あんた大変だよ… 亀山の殿さんが、あんたんとこを狙っておる。
兵を差し向ける準備をしておる。」
龍信は、目を瞑ると何かを考えついたようである。
「忠高と長良を呼んでくれ。」
しばらくしてから忠高らがやって来た。
「お呼びにござりまするか。」
「ああ、関一族が動きを見せ始めたそうだ。」
「いかがなされるおつもりですか。」
「まずは、精鋭50を忠高に預ける。
桑名を守ってくれ。
残り170で長良とともに亀山をいただく。
与一の忍10で亀山に侵入し、中からとる。」
「は、必ずや守り抜きます。
弓矢衆をつかわせていただきます。」
「最初からそのつもりだ。
充分に敵をひきつけてくれ。」
各々戦支度を始めるのであった。
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