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城内に入ると龍信は南近江の支配について話し始めた。
「観音寺城の傷みが激しいようだ。
よってこの城を廃城と致す。
変わって安土の地に城を築城する事。
普請を幸隆に任せる、なお城主については輝信に致す。
補佐に幸隆・義治と致す。」
「父上、何故ですか。」
「お前の此度の働きを見て任せてみようと思ったのだ。」
「大殿、若を一人前にしてみせましょう。」
「頼んだぞ。」
こうして輝信に南近江を任せるのであった。
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