第1章)非日常への始まりは?

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その日は夏の初めの暑い週末の土曜日 授業は午前中で終わり各自 昼飯を自宅で済ませてから鳴釜家へ来ていた それぞれ集まった時刻はバラバラで 基本だいたい1時すぎ 先に鳴釜家へ到着したメンバーから各々 持って来たダンボールにマジックを使って 下絵を書いてはハサミ?で切り抜いて ガムテープ貼ったり。と誰一人が一心不乱に 小道具作りに没頭していた そんな作業中 フッと[鳴釜のん]は お手洗いに行きたくなり当時 廊下への出入り口を その大きな体格で塞ぐ感じになっていた 扉の近くで作業してた同級生の男の子に 『ちょっとトイレ行って来るね』 そう声をかけると少し横にズレてもらって 彼の横を通してもらい廊下にある 和式トイレへと姿を消した
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