第1章)非日常への始まりは?

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この時まで幽霊に始まり そんな人間以外の怪異な奴等が実際に この世の中に存在している?なんて事さっぱり 思わなかったし。知らなかった私は初めて 凄い大声で一声 『ぎゃ~!!!』と悲鳴をあげると 目の前の生首に背を向けて逃げようと思った ~。~。~。~。~。~。 そして、この時、初めて知ったんだ(^^;) 本当に恐ろしいモノを前にした時・・・ 人間て? 頭では冷静に 《こう逃げよう》と考えていても パニックに陥った状況にいた場合は身体は 思うようには動かせないもんなんだね?と…。 ~。~。~。~。~。~。~。~。 私は頭ではキチンと生首に対して速攻で背を 向けて逃げよう(>_<)と思っていたのに 実際に取れた行動は? 生首に向かって猛ダッシュかけて 突っ込んだんだ。 最後に覚えているのは顔面ギリギリまで迫った 大きな生首の無表情な顔と 何コイツに突撃かましてんだよ?自分(>_<) という意識だった その後、私の視界は意識が気がつけば 真っ暗闇な空間の中を1人。ワケも分からず 遙か先だけ 不思議と白く光っている そんな空間を光に向かって猛ダッシュしていた そこが一体どこなのか?も不明なまま・・ しかし クルッとUターンして 元来た方向へと逃げ戻る勇気も無いまま とにかく私は ひたすら真っ暗闇な空間を走ったのだった
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