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この時まで幽霊に始まり
そんな人間以外の怪異な奴等が実際に
この世の中に存在している?なんて事さっぱり
思わなかったし。知らなかった私は初めて
凄い大声で一声
『ぎゃ~!!!』と悲鳴をあげると
目の前の生首に背を向けて逃げようと思った
~。~。~。~。~。~。
そして、この時、初めて知ったんだ(^^;)
本当に恐ろしいモノを前にした時・・・
人間て? 頭では冷静に
《こう逃げよう》と考えていても
パニックに陥った状況にいた場合は身体は
思うようには動かせないもんなんだね?と…。
~。~。~。~。~。~。~。~。
私は頭ではキチンと生首に対して速攻で背を
向けて逃げよう(>_<)と思っていたのに
実際に取れた行動は?
生首に向かって猛ダッシュかけて
突っ込んだんだ。
最後に覚えているのは顔面ギリギリまで迫った
大きな生首の無表情な顔と
何コイツに突撃かましてんだよ?自分(>_<)
という意識だった
その後、私の視界は意識が気がつけば
真っ暗闇な空間の中を1人。ワケも分からず
遙か先だけ 不思議と白く光っている
そんな空間を光に向かって猛ダッシュしていた
そこが一体どこなのか?も不明なまま・・
しかし クルッとUターンして
元来た方向へと逃げ戻る勇気も無いまま
とにかく私は
ひたすら真っ暗闇な空間を走ったのだった
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