第2章)図工室の女の悲鳴

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自宅での『大首』と遭遇した出来事から まだ舌の根も乾かぬ。 ほんの数日後、次の怪異は学校の休憩時間に 友人と遊んでいたら・・その出来事は起きた(^^; この頃、当時の私には同級生に仲の良い 女の子達が3人いた 1人はニックネーム『スズメ』 彼女は3人姉妹の真ん中で。女の子だけども 性格が女版ジャイアンみたいな所のある女の子 私とは保育園からの顔馴染みで。時々でる口癖 『お前の物は私の物(^^)私の物は私の物!』 中学頃になってからは、すぐ飢えたぁ~と言い 私の家に来ると真っ先に冷蔵庫を開けていた 2人目はニックネーム『いっちゃん』 知的で冷静な少し気位の高いオシャレさん。 最後の3人目は私達の中では常に 仲間の中心にいて私のリーダー的な存在! お姫様みたいな扱いになっていた女の子だった ニックネーム『雨子姫(あまこひめ』 彼女は私とは正反対の家族構成で 父親と娘(彼女)の2人しかおらず母がいない 父のいない私とは正反対の境遇だった。 とてもしっかりした大人っぽい女の子だった そして当時の私のニックネーム『お松』 私を含めた4人は、いつも学校でも外でも本当 よく一緒に遊んでいた仲良し四人組であった この頃の休憩時間のウチ等の遊びは いつも気分次第で校庭へ出る時もあれば? 廊下のみ使っての「隠れんぼ」や「鬼ごっこ」 その時々4人で相談しどんな遊びやるか? 決めては 短い授業の間間の休憩時間を謳歌していた そして その日の最初の休憩時間 私達は「隠れんぼ」する事になって最初の鬼は 雨子姫の適当チョイスから[いっちゃん] 「いっちゃん」が手近の適当な柱に顔を隠して 数を数え始めたのを確認してから私達は 隠れる場所を探す為に彼女のいる場所からは 反対側になる廊下を足早に移動し始めた まぁ当時にして思えば(*´ω`*)子どもだったし 仕方ない事だったろうが少し考えれば? 気づきそうな全然うまく隠れられないよな・・ あんな場所を。今ならばアホな3人組 よく選んだよなぁ(^^;)とか思う 私達が隠れ場所に選んだのは鬼のいる同じ廊下 彼女が歩き出せば すぐ見つかってしまう遠くからでも丸見えな 図工室前に置かれていた机の下だった
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