第2章)図工室の女の悲鳴

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『なかなか戻って来ないね』とスズメ 『雨子姫。遅いね。大丈夫かなぁ?』と私 それから更に体感で数分が経過してから・・・ 雨子姫が真っ青な顔で図工室から戻って来た どうやら彼女は図工室のみならず 図工室その横の図工室の道具しまわれている 準備室の方も一通り見て回ってから帰って 来たらしい 戻って来て早々に一言 『図工室・・・誰もいなかった!』 そう真っ青な顔で雨子姫が告げた一言で私達 3人は当初の「隠れんぼ」して 遊んでいた事も忘れ 鬼として 私達を探し中だった「いっちゃん」の存在も 忘れ一目散に図工室の机から離れると 『うわぁ~!!!』と悲鳴あげて立ち去った ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ それ以降、私達3人は授業の時を除いて 図工室へ近づかなくなった
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