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『なかなか戻って来ないね』とスズメ
『雨子姫。遅いね。大丈夫かなぁ?』と私
それから更に体感で数分が経過してから・・・
雨子姫が真っ青な顔で図工室から戻って来た
どうやら彼女は図工室のみならず
図工室その横の図工室の道具しまわれている
準備室の方も一通り見て回ってから帰って
来たらしい
戻って来て早々に一言
『図工室・・・誰もいなかった!』
そう真っ青な顔で雨子姫が告げた一言で私達
3人は当初の「隠れんぼ」して
遊んでいた事も忘れ
鬼として
私達を探し中だった「いっちゃん」の存在も
忘れ一目散に図工室の机から離れると
『うわぁ~!!!』と悲鳴あげて立ち去った
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
それ以降、私達3人は授業の時を除いて
図工室へ近づかなくなった
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