第0章)鳴釜家の日常は普通の人にとって非日常

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 鳴釜サン家の家族構成は現在・・・  鳴釜のん本人を始めとして婆ちゃん  鳴釜母 そして愛猫の邪魅(じゃみ)  男性では、交際中の恋人の『げんごろう』  という4人と1匹の家族構成。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 母は少し前まで叔母や娘である鳴釜のん と共に一緒に一つ屋根の下で生活していたが 現在は、原宿あたりを拠点とし 定期的に日本とネパールを行き来し・・ ネパールで作って来た 様々な商品をプロデュースしたりしている人だ まだ[鳴釜のん]が学生の頃は普通で 怪異とは無縁の 普通にバリバリのキャリアウーマンだった…。 [鳴釜のん]が中学を出た後あたり 色々な出来事が起き その結果として母は今では良くも悪くも いつでも飛んだ人となりました ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ウチの婆ちゃん。 母にとっては己の母になる私の婆ちゃんは 今でも基本的に何時でも普通の人 本人が怪異と気づかずに会話する事は? 1回あったけど。今のトコたった1回だけ。 それは婆ちゃんが怪異の婆ちゃんに対して 声かけた声を私だと勘違いしてるの 目撃してしまった状況だったので・・・。 基本的に怪異を無いモノとして認識し日々を 普通に生きている婆ちゃんに対しては 今、返事したソレ。私じゃないよ婆ちゃん とは流石に空気感的に言えなかった。 それは、ある昼間あった出来事で私が 出かけようとして婆ちゃんに 行って来るね。と声かけようとした瞬間の事 私が立っていた 婆ちゃんにとって 裏出入口にあたる私が普段から使用してる所 その空中から一言! 私とは似つかない可愛い声が婆ちゃんに向け 挨拶したんだ
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