丸太橋

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嵐が去った翌朝、木こりの家に友人が訪ねて来た。 ドアを開けると、血塗れになった友人が立っている。 「おい!大丈夫か?いったい何があった?熊に襲われたか?」 「お前の家に来る途中、崖に丸太橋が掛かっているだろう?」 「ああ、いつも目を瞑って渡れると豪語していたな」 「今日は無かった」
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