1
5/28
読書設定
目次
前へ
/
203ページ
次へ
非行に走る青少年には申し訳ないが買う気もないから帰ろうとしたら、ぐうううう、といい音がした。 ああ……。俺は腹を空かせてる犬猫子どもに弱いんだよ。 「腹……減ってんのか?」 「うん、かなり」 「いまから飯作る予定だったんだけど、食うか?」 「じゃあ、オレのこと買ってくれる?」 「買わねーよ」 ソイツに背を向けて歩き出すと、ソイツは少し距離を開けて黙って俺に付いてきた。
/
203ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1013人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
8,850(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!