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「まじかー…。」
前は野口の家だったので、今回は俺の家だ。
「なんか、お前の話が一番衝撃的だわ。お前、俳優とかなれんじゃね?」
「言わないだけじゃなく、しらばっくれてたもんな。」
大倉も野口も唖然呆然とした顔で、俺を見ている。
「二人もうまくいったんだろ?」
「そうだよ。うまくいったんだよ。晴れてリア充!けど、ほんとにお前が清水結花を好きだったとか…。」
すでにテーブルと床に落ちているビール缶は10本ほど。
「今年はハッピーバレンタインだったな。」
俺がそう言うと、二人はふっと笑った。
「「そうだな。」」
end
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