あとがき

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あとがき

 改めて読んでみると、よくこんな話を書いたなあと思うバレンタインのナイトメアですが、元々はあるユーザーイベントに出すために書いた作品でした。  個人的にはナイトメアの設定が本当に好きで、書いているのはとても楽しかったです。  バレンタインを挟んで月が一蹴する間だけ、狩りを楽しむ夢魔の話は、私の中では、ダークサイドなお話でありながら、しっかりと彼女自身のルールがある珍しいタイプの登場人物だと思います。  狙った獲物は逃さない執念深さを持ち、一年の間、獲物を捕食する方法を模索する彼女が私は大好きです。  個人的には、救いのない話が好きで、本当のハッピーエンドとは程遠い結末ばかりを書いてしまう癖がありますが、この話は私の好みがぎゅっと凝縮されたものになっていますね。  私にとってはとても大好きなお話です。  この話を見つけて、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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