告白

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****** バーベキュー場に着くと、早速みんなで準備にとりかかる。 主任と先輩は炭起こし、俺と石田さんは機材の準備を進める。 女性陣は、香音が中心となって食材の下準備をしていた。 みんなでやれば早いもので。 あっという間に準備は終わり、BBQが始まった。 旨そうな肉や野菜、海鮮達が網の上でいい匂いを放ち、食欲を刺激する。 …………コレ、絶対ビール旨いやつじゃん。 運転手となった主任と俺の手元には、ノンアルコールビール。 気分だけでも味わいながら、交互に口へと運ぶ。 ある程度食べ終わると、女性陣はデザートへと手を伸ばし始めた。 相変わらず香音は幸せそうに苺を頬張っていて、毎回思うけれど、あんな細い身体のどこに入るのか不思議で堪らない。 すると、突然相田さんが思い出したかのように、先輩に話を振った。
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