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ふと1人になったことに淋しさを覚える。
3,000年ほどずっと独りだったのに、2日間一緒に居ただけで淋しさを感じてしまうなんて情けない。
彼とずっと一緒な訳ではないのだ。
慣れなければならない。
きっと近いうちに、彼の事を探しに来る人が現れるだろう。
溢れ出しそうな一緒に居たい気持ちにそっと蓋をした。
あれからだいぶ時間が経ったが、なかなか帰ってこない彼に不安になった。
もしかすると何かあったのかもしれない。
でも、彼を誰か迎えに来たのかもしれない。
そう思うと思うように、動くことが出来なかった。
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