序章 

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 さっきの「ゲームの製品は家で買ってくれよ」というセリフ冗談だろうとは思うけどどうせゲーム売ってる店この辺にここ以外ないしそもそもここ以外利用したことが無いからどっちみちここでしか買わないんだけどね。 「えっと、VRゲームのコーナーは…」  そう言って目で見てみると直ぐ右側だった。窓から見えていたのだから当たり前だったが。  そこの直ぐそばには友達が面白いと言っていたゲームの映像が流れているテレビがあった。  今考えればこんなに欲しいと思ったのはこの友達が原因であった。別にVRと聞いて凄すぎるだろ。やってみたいな。という風にしか思っていなかったのだがこれを聞いて、凄すぎるだろ。がおかしいだろ何だこれ...。になり、やってみたいな。が絶対にやりたいにランクアップしたのだった。 「あ、これだ。最近発売されたVRMMORPGのコンペティション・オンライン。やりたいけど家にVR機器が一つもないから出来ないん…だけどね」  しかし、さっき見ていたある商品とはこれではない。そもそもがVRゲームはソフト式ではない。ネットダウンロード式のためVR機がないとどんなゲームがあるのか余り知ることが出来ないのである。それである商品とは... 「これ欲しいけど、97200円(税込)は高くて買えないな。と言ってもVR機は新品だと普通にこれぐらいするからな。諦めるしかないか...」  俺は最初から知っていた事なのであまり見ずに別の場所にも行ってみることにした。  色々なゲームが売っていたが今の俺には余り興味のあるものでは無かった。3DSや、PS4が家にはある。しかし、受験で有った為3DSは親に隠されていたのだがこっそり見つけて夜中に持ち出してやっていた時期はあったもののことごとくばれて結局隠されるし、PS4は兄が使っておりパスワードを掛けているらしく使うことが出来ないのだ。
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