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弱くて、弱くて、弱過ぎて、俺は完全に引きこもりになってしまった。
アイザックに迷惑を掛けてしまっているのは分かっている。
もう一週間だ。
奴も、さすがに俺のことを嫌いだと言うだろう。
迷惑だと言うだろう。
こんな俺をまだ好きだと言うのなら、アイザックは正真正銘、大馬鹿野郎だ。
人を信じれば人は救えるのか?
笑っていれば怒りは治るのか?
死んでしまえば、救われるのか?
人の傷を抉るのは罪か?
答えは、すべて『ノー』だ。
分かっているクセに何も受け入れられない俺こそ、正真正銘の大馬鹿野郎……。
「はぁ……」
溜息を吐き、部屋の扉を開ける。
アイザックは仕事で一時間前に出て行った。
もう一週間、奴と顔を合わせていない。
居ない間に風呂に入ったり、飯を食ったりしているからだ。
ほんと、迷惑な奴だよな……俺。
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