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そして、四つ目。
ここで、俺はこれがリアルタイムで、どこからか配信されているものだと気が付いた。
確かに、アイザックはこの部屋で監視していたのだ。
俺を、他の誰かを。
四つ目のモニターには俺の部屋が映っていた。
勿論、部屋には誰も存在しない。
ただ、意思のない首を吊るための縄が天井から、ぶら下がっているだけ。
よく見れば、モニターの下の部分に電話番号が書いてある。
律儀なこった、俺の番号まで調べたのか。
あの日、俺が自殺しそうになっているのを見て、堪らなくなって電話を掛けてきたのだろう?
名前は書いてないが、俺の名も本当は知っていて、わざと山田という名を出したのだろう?
道理で近くに住んでるわけだ。
何故、今迄監視されていると気が付かなかったのだろうか。
別に見られている感じも、つけられている感じもしなかった。
何故?
あんたは、どうして俺を見ていた?
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