モノローグ3

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君はこの世から自分の存在を消したいと思ったことがあるだろうか?誰かの記憶から消えたいと思ったことがあるだろうか?たとえ世界から自分に関する記憶が消えたとしても、人は孤独にはなれない。この世に自分を記録するモノは無数に存在する。忘れられても、必ず、誰かの、何かの記憶に刻まれ続けるのだ。色として、音として、香りとして……。 忘れたかった、すべて────。
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