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すぐに母の細胞をナイフで切り取り、残りの死体は、今もこの家の床下深くに埋まっている。母さんを驚異的な速さで培養する必要があった。だから、早く成長する動物の遺伝子を使用した。マユカさんにも、この遺伝子を使用して、葬儀の際に採取した細胞を培養してここまで成長させた。人工子宮、僕の究極のチョコエッグだ。
とっくに実験は成功していたが、僕はこの技術を自分だけのために使うことを決めた。
永遠に、僕の母さんと僕のマユカさんは、朽ち果てない。
そう、僕と共に、永遠を生きるために。
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