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まあ俺もそう思わせるようなことをしたと反省しているから、アキラをとやかく言うつもりはない。
楽曲を提供することにもなったことだし、嫌でもまた顔を合わすことがあるだろうから、その時にまたちゃんと謝ろう。
…
……
………
その後の歌番組の生放送は何の問題もなく終わった。
《kira☆kira》のトークの時にアキラとキアラが好きな人はいないのかとMCに聞かれていて、アキラは即答で「いません」と答えたのに対し、キアラは物凄く顔を赤くてして慌てていたから、おそらく意中の人がいるのだろう、誠に残念です。
終わってからもミュアこと歩美の機嫌が悪く、帰りにおいしいケーキを奢ってようやく機嫌を直してくれた。
甘いもの強しだな。
歩美を送って家に着くと愛美が出迎えてくれたが、その時にはすでに俺の少ない体力は底を尽きていたので、軽くあしらってベッドにダイブした。
最近、愛美に構ってやれてないから、今度の休みは愛美に構ってやろうと決めて俺は意識を手放したのだった。
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