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同じ《kira☆kira》というユニットを結成してからずっと、アキラちゃんとは苦楽を共にしてきました。
私が何度も諦めかけた時も、アキラちゃんは私に「また一緒に頑張ろう」と、いつも励ましてくれて、また頑張ることができました。
《kira☆kira》がここまで来れたのは、アキラちゃんの真っ直ぐで揺るがない想い、そして優しさがあったからだと思います。
私はそんなアキラちゃんが大好きですし、尊敬しています。
これからもアキラちゃんと2人で、ずっと《kira☆kira》を続けていきたいとそう思っています。
そうこうしている内にアキラちゃんの衣裳が決まったようです。
次は私が衣裳を選ぶ番です。
「どれがいいかな~?」
アキラちゃんは私を着せ替え人形みたいに、次から次へと新しい衣裳に着替えさせてはこれでもないあれでもないと頭を悩ませています。
これは別に今に始まったことではなくて、私の衣裳を選ぶことがアキラちゃんのこだわりで、私の意見はアキラちゃんに聞かれることはほとんどありません。
これももう慣れたものです。
「よしッ! これに決めた!!」
「良かったー… アキラちゃん、私ちょっと御手洗いにいってくるね」
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