第3話(特殊能力はこの世界でも稀によくある)

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「ど、どうでしょう」 「……可愛い」 「え?」 「いや、これなら大丈夫だ。変わったアクセサリーだと思われるだけだろうし」 「本当ですか!? よかった……」  そう僕が安堵する。  これで少なくとも女の子に登録される事態は避けられた。  それからカイルと一緒に少し歩いていくと馬車が通りかかり、カイルが少量の銀貨のようなものを渡して、僕達を町まで荷台に乗せて行ってもらえることになったのだった。
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