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「可愛い、可愛い。とりあえずはこまめに言っておかないと、洗脳が解けてしまうからな」
「カ、カイル、僕は、平凡で……うにぁ」
「可愛い、可愛い」
不意打ちのカイルの可愛がり攻撃。
しかも頭まで撫ぜるという技まで付けて、こんな事をされて囁かれたら……く、洗脳されてたまるか、僕は平凡で一般的な人間なのだぁああああ……にゃぁあ、気持ちいい。
僕の中の頑なな心がが解かれていくような……。
そう僕がカイルに、可愛いとチョロく洗脳されかかっていると、
「失礼します。もう一度リーフィアのステータスを……」
現れたミストフィアが僕達の方を見てどうしたものかというかのように見た。
慌てて僕はカイルから離れて、そういえばレイト達はと思ってみると、真顔でレイトとメルは僕の方を見ていた。
すでに二人は離れていたらしい。
つまり僕だけがカイルに可愛いと言われて頭を撫ぜられているのを目撃されて……今更ながら羞恥心が僕を襲う。
そこでミストフィアが僕だけに目を移してから、
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