第34話(この事は内密にお願いします)

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「この事は内密にお願いします」  小さな声で話しかけてくる。  なにか特別な事情でもあるのかと思っているとそこで、 「実はエルダ伯爵は、ミストフィア様のことを愛していて、手に入れたいと思っているのです」  そう、今の話からどうしてそうなった、というような情報が僕にも取らされたのだった。
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