第4話(この世界のモフモフ事情にて)

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 荷台って、結構、ガタガタ揺れて車酔いすると僕はくらくらする頭の中で思った。  どうにか町までは耐えたけれど、 「おい、タクミ、大丈夫か!」 「無理ぽ……」  目の前が光り輝く世界が広がっている。  意識がもうろうとする僕の体がふわりと浮かび、馬車から降りていくな~とぼんやり思った。  そこでカイルが送ってくれた荷馬車のおじさんに何かを貰っていて、 「ありがとうございます」 「いやいや、お大事に」  といった話をしている。  それからすぐそばにあったベンチに僕は座らせられて、
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