第4話(この世界のモフモフ事情にて)

6/6
1199人が本棚に入れています
本棚に追加
/382ページ
「ここが冒険者ギルドだ」 「そうなんだ……あ、文字が読める」 「そうなのか? よかった。名前は書けそうか?」 「だ、ダメなら教えて欲しい」 「分かった」  そうカイルと話しながらその、少しだけ楽しみだった冒険者ギルドの入り口をくぐる。  中は食堂というか酒場のようになっていてそこで、 「お前のようなお子様が、この冒険者ギルドに何の用だ!」  そう、僕と同じ背丈で同い年ぐらいの猫耳美少年に僕は、喧嘩を売られたのだった。
/382ページ

最初のコメントを投稿しよう!