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「ここが冒険者ギルドだ」
「そうなんだ……あ、文字が読める」
「そうなのか? よかった。名前は書けそうか?」
「だ、ダメなら教えて欲しい」
「分かった」
そうカイルと話しながらその、少しだけ楽しみだった冒険者ギルドの入り口をくぐる。
中は食堂というか酒場のようになっていてそこで、
「お前のようなお子様が、この冒険者ギルドに何の用だ!」
そう、僕と同じ背丈で同い年ぐらいの猫耳美少年に僕は、喧嘩を売られたのだった。
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