第6話(ギルドカードを手に入れた!)

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「どうやらうまく作れたようだな。特殊能力は、何だった?」 「“鑑定スキル”だった。僕、戦えるんだろうか」 「……いや、いいものかどうかわかるのも大切なことだし。それに魔力があれば魔法も努力すれば使えるから。折角だから見せてみろ」 「どうやって見るのかな?」 「あそこに白い石の台があるだろう? あそこに載せると中身のデータが見れるんだ。行こう」  そこでカイルが僕の手を握る。  温かくて大きい手で僕は、ほんの少しだけ不安が安らいだのだった。
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