第6話(ギルドカードを手に入れた!)

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 カードを乗せると、レベルやら数字やらが現される。  僕としてはそこそこかなと思っているとカイルが小さく呻いて、 「タクミにはずいぶん沢山の魔力があるんだな」 「そ、そうなんだ。じゃあ魔法は使えるかな」 「ああ。十分に」 「あとで教えてもらってもいいかな?」 「いいぞ。タクミが危険な目に合わないように魔法を教えてやる」 「頼ってばかりで、その、ありがとう」 「……そうだな。それで俺が無償で働くような人間だと思うのか?」  そこで意地悪く問いかけてきたカイルに僕は黙ってしまう。  確かに言われてみたらそうなのだ。だから、
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