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【あとがき】
カテゴリって難しいですね。
ミステリー、ましてやホラーやファンタジーではありません。
どちらかと言えばちょっぴり遅い青春か友情な進行具合。
純愛にしてしまうと、そんな気はさらさらない加川が泣いてしまうでしょう。
そんなわけで恋愛(その他)です。
今回、彼らの職業のことについては、ほとんど触れていません。
加川が試行錯誤している夾纈(きょうけち)。
奈良時代を中心に行われた染色で、二枚の薄板の間に布をはさみ、板に彫り抜いた模様の部分から染料をしみこませて染めたとのこと。
今では本当はどうだったのか伝わっていない、幻の技術となっています。
再現されている方々の努力は、簡単に書くのも躊躇われるものです。
版木を家具職人さんにお願いするというのも、私の勝手な創作です。
実際は仏師さんの手を借りたというエピソードが少しあったと思いますが、これも詳しくはありませんでした。
かなりの部分、私の想像を加えています。
実際に携わっている方がいらしたら、申し訳ないばかりなのです。
桜の情景の表現については、ひとのさくらさんの美しさを前面に持っていきたい為に、書き込みを迷っていました。
そこへかずさんからアドバイスをいただき、背中を押される形で、少しだけ加筆しました。
そのやりとりはレビューにありますので、興味のある方はごらんになってみて下さい!
色んなことが言葉足らずだったため、あとがきにしてみました。
読んで下さった皆さんに心から感謝いたします。
ありがとうございます。
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