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「クラニィ的には仮面つけてた方がいいと思うか?」
「・・・い、いえ 大丈夫です 私が慣れればいい話なので」
「そうか あんまり無理すんなよ いえばいつでもつけるから」
「・・・わかりました わざわざ私の為にすいません 早く慣れるよう努力しますね」
軽く微笑む彼女を見て一瞬ドキッとしてしまった
そして無意識にクラニィの頭を撫でていた自分が居ることに指摘されるまで気付かなかった
「・・・あ、ああああ頭 頭 さわ、触られて 私今頭触られてる」
「あ、師匠の所為でクラニィの動きが止まった」
「ん?うおっと すまん 身体がいつの間にか頭を撫でてたみたいだ」
「あ~ 狡い 師匠私にもしてよ」
「嫌だ 俺はそんなに人を撫でるような奴じゃない」
「・・・・・・ クラニィなかなか元に戻らないわね」
「師匠が壊れた原因だし師匠が治してあげてくださいよ」
「壊れたとか機械みたいに言うな ちょっとヘブン状態なだけだろ」
むにむにと頬を引っ張ってみる 意外とぷにぷにで気持ちいい
「ふふ...」
「待て師匠!何今の怪しい笑は!絶対に辞めとけ!」
あまりの気持ちよさに少し笑みがこぼれただけで失礼な弟子だな
「そうかそうか じゃあ変わりにテメェに殺ってやるよ( o言o)」
「痛い痛い師匠マジ痛い すんませんでしたホント勘弁してください」
「全く 人が折角この感触楽しんでたってのによ...」
「今このタイミング正気に戻ったら今度は気絶しそうね」
「下手にそういう事言うとフラグになるからな「ん、んぅ...うにゅ?」ほら起きた」
「あちゃー この場合は原因は私ね 反省するわ」
「・・・ ッ!!」
うわぁ凄いあたふたしてる 何これ可愛い
「....い、痛くしないでね?」
「今こうされて痛くないならこれ以上痛くならないから大丈夫だ」
「誤解を受けるようなセリフで普通に会話してるよ...」
「いいなぁ 私も師匠ああされたいな」
「いや あれどう見ても妹を可愛がる兄の図だろ そんなんでいいのかお前の恋心」
恋とかなんとかって聞きえたけど気にしない ?っぺが非常に気持ちい
「さぁ 帰るぞぉ 今日は皆俺の部屋きて飯食ってけ」
ちゃっかりクラニィと手を繋ぎながら皆の居る近くに寄る
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