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そう言って俺は能力を使い目の前の龍が「あるキャラ」になれることを願う
すると徐々に龍は姿を変え人形になり現れたのは
「ふむふむ なかなか可愛い姿ではないか気に入ったぞ」
目の前には艤装を外した重巡Prinz Eugenが居た
「よし決まったお前の名前はユリウスだ、ユリウス=オイゲン」
「ユリウス=オイゲン....いい名前だ 感謝しますマスター」
「あー そこはあれだ マスターじゃなくてアドミラルと呼んでくれ」
「わかりました アドミラル」
「あ、それと堅苦しいのは苦手だしさっきまでみたいにラフでいいよ」
「わかったわ あまり堅苦しくならないようにするわね」
自己紹介も済ませ軽く会話しながら街へ向けて歩いていると先ほどの雑魚共がやってきた
「おい 貴様ら この辺でさっきまでブラッドイフリートが居た筈だが知らんか?」
どうやらユリウスが龍から人の姿に変わったから見失って探しに来たようだ
だがユリウスはもう既に俺の家族である 家族は絶対に離さない(まぁ姉が嫁に行く時はなんかあっさりしてたけど)
「ブラッドイフリート?そいつならさっき俺の方に攻撃が飛んできたから謝罪を要求したら素直に謝って帰ってたが?(大嘘)」
「何故黙って帰した アレが居れば我らが主の計画が進んだというのに」
(-_-#) ピクッ
「ほう そんなにブラッドイフリートが必要なのか 一体全体なんの計画なのやら 内容次第じゃ潰さざるを得ないね」
「貴様のような素顔も見せん怪しいヤツが知っていいようなモノでは無いわ あんな龍でも「有効利用」してやるってだけだがな」
雑魚がそう言い切った時既に俺はキレてた
「なぁユリウスこの狐面暫く預ける 俺は今の一言が絶対に許せない 」
そう言って俺は本当の面【空狐の面】をつけ無銘刀「無名」を取り出す
空狐の面をつけて能力の抑制を一時的に解除する(何処ぞのヴァイザードみたいになる)
「あ、アドミラル なんだその面 急に怖くなったぞ何も変わってないはずなのに凄く怖くて凄く苦しくなった」
「この面はユリウスに渡したレプリカと違って俺の力を抑制する為にあるんだ そして今はそれを少しばかり解除している 安心しろ 絶対にお前には危害は与えない」
「そう じゃあちゃんと戻ってきてまた私にさっきの格好いいアドミラルを見せてね」
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