155人が本棚に入れています
本棚に追加
あのあと色々あって街につき色んな人に訪ねて訪れたギルドが目の前にある
どう見ても....居酒屋ですねホントにありきたりです
「此処が璃桜茶屋か ギルドとかいう割には居酒屋だな」
「居酒屋...ですね」
どうせ入ったらありきたりなギルド員に絡まれるんだろうなぁ とか思いつつ入っていくことにした
「うぅむ 思った以上に中は居酒屋感ないんだな」
「うん?なんだ若いの 此処は君達のようなのが来るところじゃないよ それともあれかい?ギルド登録かい?」
「ま、そんなところ 旅をしてたが金が底をついてな 金稼ぎにギルドへって感じだ」
「そうかい じゃあそこの受付の姉ちゃんに手続きしてもらいな」
絡まれたっちゃあ絡まれたんだがめんどくさい絡まれじゃなくて親切な絡みだった いいギルドだな ギルド員かは知らないけど
「あの~ すいません ギルド登録に来ましたぁ」
「はいなはいな じゃあこの紙に記入お願いね~」
一般的に言う美人なんだろうけどなんで仕事中にナッツ食ってんだろ
「あ、すいません ここの魔力と属性とかわからないんですよね あと旅してたもんですから学校とか住所もないんですけど」
「私も同じくわからないですね」
「あぁ はいな えーっとじゃあ測りに行きましょうか」
そう言われ受付さんについていく
「じゃあコレに触れてくれたら魔力量がわかるんでお願いしますね~」
受付さんが薄くだが青く光る水晶を出してきた
言われた通りに触る 魔力量6億
「ろ、6億!? こんなバケモノじみた量持つ人間がまだ居たなんて あえっとそっちの娘も触ってもらえる?」
「わかりましたぁ そい」
なんとも気の抜ける声と共に出た数値 5.7億
「( ´・∞・)ウーム…最近の旅人は魔力量が異常ね じゃ次にこっちに魔力流してねぇ そしたら属性がわかるはずなんで」
今度は薄くだが赤く光る水晶を出してきた
言われた通り魔力を流す(わからなかったからカンでやったらできた)属性 all
「え?つまり全部ってこと?でもその場合全ってなる筈だし...てことは希少属性や未発見属性すら使えるってこと!?」
「正真正銘の全部ってことになりますね(笑)」
「笑い事じゃないけどまぁいいや えっとユリウスちゃんもやってみて」
「はいはーい、はにゃ」
またなんとも言えない声と共に魔力が流れ出た属性は火、雷、無、陽
最初のコメントを投稿しよう!