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「ょうこそ”時間の部屋”へ」
またあのアナウンスが流れる
今度は無駄に明るい感じでも命令口調でもなくなんだか落ち着いた感じの口調だった
でも相変わらず声は加工されたままだ
「さてさてここに入ってきたってことは時間を犠牲にする覚悟をして入ってきたってことだよね」
今度は威圧的な口調で話している
「でもあれか…”前の犠牲が記憶”だったからただ入れって言われたから来たのか」
彼女は嫌な予感がした恐怖にも似た感情が彼女の中に渦巻いていた
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