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プロローグ
きっとこの先どれだけの月日が経とうと私は貴方を生涯忘れる事はないでしょう。
そして生涯愛するでしょうーー
道長殿ーー私達の出会いがもっと良ければ良かったのかもしれない…
それでも私は貴方と出会えた事を神様に感謝するでしょう。
例えこの先、貴方が他の姫を愛そうとも、いつも貴方の心の片隅にでもいられるのなら私はそれだけで幸せなのです……
春の桜が散りゆく姿を見ながら、私はそう思ったのだったーー
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