0人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
2月14日、バレンタイン。
その日は恋する少女にとっては、勇気を出して関係を進展させるチャンスになり、
既に大好きな人の一番そばにいられる女性にとっては、気持ちを再確認するきっかけになる。
では、男にとってはどうだろう?
まず、チョコを沢山もらえるかどうか。
そして、もらったチョコの中に本命がいくつあるか。
自分が好きな相手からもらえるかどうかも重要だろう。
だが、俺が今語りたいのはそんなことじゃない。
どんな男が一番この日を幸せに過ごせるか、だ。
ここで、非常に極端だが、バレンタインデーの結果を3パターンに分けてみた。
一つ目、本命チョコを沢山もらった。
2つ目、チョコは沢山もらったが、全て義理。
3つ目、本命も義理ももらえなかった。
パターン1から考えてみよう。
死んでしまえ、と個人的には思うが、果たしてこの男は幸せだろうか?
1人の男を慕う女性が多いということは、それだけ人間関係が泥沼化する可能性がある。
男の対応1つで、もしかしたら死傷者がでる事態に発展してしまうかもしれない。
故に、この1つ目は端から見ていると呪いたくなるような幸せな状況だが、当人にとってはそうではないかもしれない。
続いてパターン2。
これは深く考えるまでもなく不幸だ。
もらったのが義理チョコでも、男はホワイトデーには必ずお返しをしなければならない。
その義務が発生するだけの義理チョコを沢山もらうことは、財布の中身を寂しくさせるだけだ。
もしも、もらった義理チョコの中に、自分が好きな相手からのものもあれば、さらに落ち込んでしまうものだ。
・・・・・・まぁ、中にはそれで満足したり、繋がりが出来たと思って、そこから必死にアプローチを続けて幸せを掴む奴もいるかもしれないが。
さて、最後のパターンはどうだろう?
1つももらえなかったんだから、こいつが一番不幸だろうか?
俺はそうは思わない!!
何故ならパターン1のように、本命を大量にもらって同性からは妬まれるうえに、女性同士の関係にまで気を使って苦労したり、
パターン2のように、義理ばかりもらったせいでお返しにお金を浪費し、貧しい生活を送ったりすることは絶対にないからだ。
最初のコメントを投稿しよう!