1-2
3/3
読書設定
目次
前へ
/
6ページ
次へ
「何でもないし」 つっけんどんにそう答えて殴られるのは自業自得とは分かってる。 そんな父を見ると母は自然と妹を抱きしめた。 詩織にはそんなことしないって分かっているはずなのに。 私は父に殴られるたびに黒い色をした塊が生まれるのを感じていた。抑えられない痛みや悲しみ。 妹が天使だとしたらきっと私は悪魔なのだろう。
/
6ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!