第9章

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『…よいせっ、と。』 不知火さんは窓際に腰を下ろした。 『…で。” あの力 ” はどうだった?』 二カッと笑ってそう言った。 『…あの力、って…』 そう呟いた私に 『ははっ。とぼけんなよ。風間にやられたんだろ?あんた。』 全てを知っているかのように 余裕の笑みを浮かべた。 『…あの力は一体何なんですか?』 少し無愛想に言葉を吐き捨てた。 『あれは俺たちの力だよ。』 私を見下ろすようにそう呟いた。 .
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